ララ

カメラ目線で、にっこりのララちゃん

ララは1994年5月3日生まれ。6月9日に勝本家にやってきました。犬が苦手だったおばあちゃんが最後まで犬を飼うことに反対していましたが、強行突破。でも、子犬のララを家に連れて帰って、「ララです。おばあちゃん、おじいちゃんよろしくね。」と顔を見せたとたん、こわばっていたおばあちゃんの顔がみるみるほころんで・・・。ララは無事に勝本家の一員になったのでした

ララはとても落ち着いた犬でした。どこへ連れて行ってもだれと出会ってもいつも平常心。家族のみんなはいつの間にかララのことを「頼り」にしていたほどです。

ララは2歳の時に、大好きなボニー君と結婚しました。生まれた子犬は11頭!暑い季節だったので、子育てを放棄するララを叱ったり励ましたりしながら子育てしました。今となっては良い思い出です。

ララの病気が見つかったのはララが4歳のときでした。首にしこりがたくさんあるのをおばあちゃんが見つけてくれました。すぐに獣医さんに走り、「リンパ肉腫」というガンであることがわかりました。告知された時スーッと血の気が引いてその場に倒れそうになりました。それから約10ヶ月の闘病生活が始まりました。完治しない病気だとわかっていましたが、とても治療をあきらめることはできませんでした。それはララにとっても苦しいことだったかもしれませんが、最後の最後まで病気と闘いました

そして、1999年6月11日(金)午後11時50分 5歳1ヶ月の短い一生を閉じました。悲しくてつらくて毎日泣いて暮らしました。リリィがいなかったらどうなっていたかわかりません。ララの存在は家族にとって、とても大きなものだったと、改めて感じました。

今でもララのことを話すとき涙を出さないように気持ちを引き締めないと、ボロボロと泣いてしまいます。生きていれば9歳。すっかりおばあちゃんです。もともと色白だったララですから、きっとそんなに白髪は目立たないでしょうが、若いときから落ち着いた物腰の子だったので、すっかりかわいいおばあちゃん犬になっていたでしょう。

ララがエンジェルになってからもう4年がたちました。ララのお墓を作ろうという話が出ているのですが、なかなか先に進みません。ララのお骨は今でもリビングの真ん中の家族が集まる場所に置いてあります。写真の中のララは穏やかな微笑みを浮かべて私たちを見守ってくれています。(2003年6月)


ララのアルバムを、ララの姉妹犬ナナちゃんの飼い主である福本さんがとても上手にまとめてくださっています。見てやってください。「天使になったララ」

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